Monthly Archives: 7月 2019

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まわりにローコスト住宅を建てた人がいない

なぜか私のまわりにはローコスト住宅を建てた人はいません。みんなそれぞれこだわりを持ってローコストではないハウスメーカーを選んでいます。それだけ金銭的な余裕があるのでしょうか?地元の工務店であればそこまで高くはならないかもしれませんが、有名なハウスメーカーだとやはり建物にかける費用は高くなります。

まわりにいないといってもローコスト住宅を選ぶ人はたくさんいます。建築中の家はどこのハウスメーカーか一目でわかるようになっています。そのハウスメーカーが一流であれば「すごい!金持ちなんだ」という印象を受けます。見る人がみれば、ローコスト住宅で建てた我が家は「ああ、ああそこね」というように思ったかもしれません。とはいえ、家というのは見栄でどうこうできる買い物ではありません。バッグやアクセサリーだったらちょっとぐらい見栄をはることはできるでしょう。しかし、家は桁が違います。今後長く暮らす家。無理しないで返済できる家。そうでなければ困ります。

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壁の穴も床のキズも気にならない

新築したら「壁に穴をあけたくない!床にキズをつけたくない!」と考えるのは当たり前です。

でも、生活していると「ここにフックがあればいいのに」「時計をかけたい」という壁に貼りたいもの、つけたい棚なども出てきます。そして注意していても食器を落としたりして床についてしまうキズもあります。

私がローコスト住宅にしてよかったと思うのは高級なクロスでもフローリングでもないので、壁の穴や床のキズをそれほど気にしないで生活できるという点です。子供がいれば尚更予期せずところにキズや汚れがつきます。キズがついても仕方ないというようなおおらかな気持ちで生活できるのはローコスト住宅だから。ローコスト住宅だからって生活していてとくに困ることもありません。フローリングの強度もそれなりだし、壁も変色したりカビが生えたりしていません。

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外構は最低限にしてしまう

ローコスト住宅を選ぶ人の大半は予算をいくらまでと決めています。住宅ローンだって借りたら返さなきゃいけないですし、無理なローンを組んで返せなかったら最悪マイホームを失ってしまうことになってしまいます・・・

予算内でと見積もりをとっていくと「建物のグレードをどうするか」「キッチン、浴室、トイレをどういうものにするか」など建物だけで予算一杯になってしまうことがあります。そうして残りの予算で外構をするということになるので、外構は必要なところだけコンクリート舗装をするくらいであとは何もしないというようなことになります。

私の家はまさに外構はコンクリートの話しかしていません。駐車スペースを砂利やレンガにするといったような贅沢な話は出ていません。注文住宅で外構にこだわりたいと言えば、そういう話も出るかもしれませんが、限られた予算内だと外構は最低限の内容になります。

実際、ローコスト住宅で予算ギリギリの人は必要最低限の外構しかしない人がほとんどなのだと思います。外構なんて後回し!どうしてもガーデニングをしたかったり、やりたいことがあっても、すぐにできなかったとしても、後からお金がたまってからでもなんとかなるかもしれません。建物が重要になってしまいます。